八月と言えばザリガニ

 

「え〜?スウェーデン人はザリガニなんて食べるの!?」と思われたあなた。全くもってごもっともです。日本じゃあザリガニはドブ臭いイメージがありますよね。ところがここスウェーデンではそれを食べる為にパーティーを開いてしまう程、ザリガニLOVEなんです。

どれだけスウェーデン人がザリガニを愛しているかは、スウェーデンが世界最大のザリガニ輸入国だと言えばわかっていただけるかと思います。もう”あなたなしでは生きて行けないの私”状態です。

そんなスウェーデン人に混じって今年も参加しましたザリガニパーティー。スウェーデン語だとKräftskivaと言います。

テーブルには山盛りのザリガニの他にチーズの盛り合わせも置かれます。それらと一緒に食べるパンはトーストがお決まりです。

         

食べ方と致しましては、まず頭の部分の殻を剥がしてそこをズビズビーっと吸います。えら以外は食べられるそうですが、これは好みによりけりです。そのあとハサミを噛み砕いて殻を取り、中の肉を食べます。細い方の爪を使うと、奥の肉も取りやすいです。そして最後のお楽しみの尻尾に取りかかります。殻をムキムキ、はらわたがあるようなら、それを取り除いて食べます。

ザリガニを食べながら、酒好きなスウェーデン人はSnapsvisorと呼ばれる色々な歌を皆で歌い、歌い終わると焼酎の一種であるAkvavitをくいっと(出来れば一気飲み)飲みます。

↓これは一人用サイズのミニボトルです。

ザリガニだけではお腹が一杯にならないので、メインディッシュも出ます。今回私達はキノコのパイを頂きました。ザリガニが塩辛いのでデザートには甘いフルーツ、例えばメロンなどが出されます。

こうして食事タイムが終わると、その後自然とお喋りタイムになるわけですが、2,3時間も話しているとスウェーデン人はまた小腹が空いて来るらしく、ホットドックなどが出て、皆でむしゃむしゃ食べるのです。そうして良く食べ、良く飲み、良く話しつつ夜は更けて行き、楽しかったザリガニパーティーも終わりに近づいていきます。

スウェーデンに来たばかりの時は先入観もあり、ザリガニの味も嫌いだったし、殻を剥くのも、当時手の皮がもっと薄く、繊細だった(!?)私には一苦労で、ザリガニを好きになる事は一生無いだろう、とまで考えていたものです。ところが、在ス歴が長くなるにしたがって、面の皮同様、手の皮も厚くなったのか、殻剥きもお手の物、味も美味しいとまで思えるようになってきたのです。全く人生何が起こるかわからない。

日本でも食用ザリガニは売られているのでしょうか?もし入手可能なら是非日本の皆様にも食べてみて貰いたいです。一度ではきっと好きになれないでしょうから、二度三度と。そうしているうちに、ほ〜らあなたもスウェーデン人のようにザリガニLOVEになる事間違い無しですよ!

(2004)

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