私とEmilが出会ったのは東京でした。彼はアメリカの大学に留学
中で、日本には1年間、日本語を勉強する為にアメリカからダブル留学とい
う形で来ていました。したがって私達の会話はいつも日本語。私はお陰で、
自分を素直に表現できたし、彼にとっても良い日本語のトレーニングになった
と思うのでまさに一石二鳥でした。そうして付き合いは続きましたが、それに伴
い問題も起こりました。ずばり私の両親。特に父親。相手が日本人でない
事が気に入らないのでした。両親と同居していたのですが、口もきかない日々
(私と父親)が続き、どうなることやらと思いつつ、まあとにかく話し合い、と言
う訳で、両親と私とEmilで初総ご対面。その後も完全には許してもらえず
Emilも1年の留学を終え98年7月スウェーデンに帰る事になりました。
これで二人の交際も終わるかと思いきや二人とも超遠距離恋愛する事を選
び、私が同年8月に3週間スウェーデンに旅行した他は、Emilが12月に
1週間日本に滞在するまでの約4ヶ月と99年3月に私がスウェーデンに行く
までの3ヶ月、計7ヶ月とちょっと二人で耐えました。Emilも寂しい想いを
していた様ですが、それ以上に私のほうが辛かったです。それでも心を変えな
い私に父親が折れ、晴れてスウェーデンの土を踏んだのでした。今でも父親
は、「遠すぎる」と時々電話でボヤきますが、総じて両親と私達の関係は上手
くいっています。